東海カーボンはアルミ精錬用カソードの次世代品「RuC」の供給を開始した。電気を通すための棒状部材であるコネクターロッドを事前に組み込んだカソードブロックで、ユーザーの危険で手間のかかる作業をなくすことができる。同時に電気特性に優れるため、操業が安定するほか、カソードブロックの長寿命化にも寄与する。同社が昨年買収した独コベックス(現トーカイ・コベックス、TCX社)がスイス・ノバルンと開発した技術で、今年7月に買収した仏カーボン・サボワ(現トーカイ・カーボン・サボワ、TCS社)でも共同で展開する計画。将来的にはグループ以外の企業にも技術ライセンスを供与し、業界標準を目指す。続きは本紙で

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