東邦チタニウムは、車載電装品および電子機器市場の開拓を強化する。積層セラミックコンデンサー(MLCC)内部の電極材料に使われるニッケル粉の製造能力を増強。約75億円を投資し、このほど北九州市若松区内にニッケル粉第4工場を竣工した。自動車の電装化や電子機器の高性能化、モノのインターネット(IoT)などによるMLCCの需要拡大に対応する。早期に生産立ち上げに着手する。2021年度上期は顧客への品質認定に向けた生産となるため、21年度下期から徐々に稼働率を上げていき、22年度中にはフル生産近くまで引き上げる予定。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る