東邦亜鉛は、2022年度にリチウムイオン2次電池(LiB)のリサイクル事業を立ち上げる。車載および民生用の使用ずみ電池や工程廃棄品を対象とした「LiB to LiB」のリサイクルスキームを確立する。同社は、アサカ理研(福島県郡山市)と共同でリサイクルプロセスの実証を行い、欧州で再生材使用率の法規化が議論される主要正極材活物質の電池品位での回収・再利用を確認した。東邦亜鉛は、22年度央から小名浜製錬所(同県いわき市)で関連設備のスケールアップを行い商業稼働へとつなげる。市場状況や技術進化に合わせて段階的な投資を実施する考えで、30年度には22年度比4倍まで受け入れ・処理能力を拡大する構想だ。続きは本紙で

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