栄研化学は17日、納富継宣専務が社長に昇格する人事を発表した。6月下旬に開く株主総会を経て就任する。和田守史社長は代表執行役会長に就く。同社は新型コロナウイルス感染症の検査薬を含め独自の診断薬の海外展開を強化している。研究開発出身の納富新社長のもと、グローバル展開を加速する。

 〔納富 継宣氏=のうとみ・つぐのり〕81年(昭和56年)九州大学理学部卒、同年栄研化学入社。18年研究開発統括部長、同6月取締役常務、20年研究開発統括部長兼生産統括部長、20年専務。福岡県出身、62歳。

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