欧州委員会が2020年10月に公表した化学物質政策の長期的ビジョンとなる「EU化学品戦略」を今月、欧州理事会が承認した。汚染ゼロ社会の実現へ、化粧品や洗剤、おもちゃなど消費財への有害物質の使用を、必要不可欠な場合を除き禁止する。戦略の方針に従ったREACH規則、CLP規則を修正する。ただ、有害とする根拠や必要不可欠とする判断基準は必ずしも明確ではない。欧州の化学業界では、新たな戦略が産業競争力の低下を招きかねないとの懸念を払拭できない。続きは本紙で

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