武田薬品工業は、細胞治療薬の製造体制を強化する。同社初となる細胞治療薬「アロフィセル」の製品化が日米でも近づいており、今後の需要増を見込んで日米欧3極で製造拠点を拡充する。幹細胞の分離から最終製品まで一貫製造できる拠点をスペインに新設し、生産能力を現状比3倍以上に増やす。日本でも大阪工場に専用施設を立ち上げ、3月には製造準備を完了する。同剤の有効期限が製造からわずか3日間という保存条件に対応するため、スピード供給できるサプライチェーンを構築する。続きは本紙で

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