中国の液晶パネルメーカーが6月以降、テレビ用大型品を中心に大幅な減産に踏み切った。現地ではインフレやコロナ禍の巣ごもり消費一服にともない、パネル需要が減少。生産能力の急拡大も重なり、最大手・京東方科技集団(BOE)をはじめTCL華星光電技術、友達光電(AUO)など有力企業が相次いで工場稼働率を60~70%台に引き下げた。2008年金融危機以来の低水準との見方もある。年内の本格回復は見込みにくく、電子材料を取り扱う日系企業も状況を注視している。

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