田村憲久厚生労働大臣は21日の閣議後会見で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種(追加接種)について、「年内にも追加接種できる体制整備を各自治体にお願いしていかなければならない」との考えを表明した。2回目接種から「8カ月以上が一つの評価」としており、国内では今年2月に医療従事者向け接種が始まっていることから、年内にも対象者が出てくる見通し。具体的な接種対象者については、「引き続き審議会で評価していく」と述べるにとどまった。

 17日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会では新型コロナワクチンの追加接種を実施する方針を了承した。ただ、実際の開始時期や接種間隔などを引き続き検討するとしている。

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