田村憲久厚生労働大臣は30日の閣議後会見で、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンをめぐり、「すべての条件が揃えば、5月中の承認もあり得る」と言及した。同社のワクチンは提携先の武田薬品工業が3月に承認申請ずみ。政府は6月までに4000万回分の供給を契約しており、東京や大阪で計画する大規模接種で使用される方向。30日午前には、同社のワクチンを乗せた航空機が関西国際空港に到着。「承認されれば、すぐに接種できる態勢に入っていく」と述べた。

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