2019年のプラチナ市場は供給不足に転じた。英国ジョンソン マッセイ社の白金族需給調査報告書の最新版「Pgm Market Report February 2020」によると、ETFの買いが再燃して現物投資需要が35トンの記録的な水準に到達。それが世界の産業用・自動車触媒需要などの落ち込みを補って余りあるものとなった。また、パラジウム市場は中国の排ガス規制強化や欧州の新車型式認証制度の厳格化を受けて供給不足が31トン強まで拡大したほか、ロジウム市場も排ガス規制China6の段階的導入の始まりなどにより、自動車触媒需要は約15%の高い伸び率を記録した。続きは本紙で

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