神々が集まる出雲の地に、日本のモノづくりを下支えする技術者集団の量産拠点がある。有機化学品のCDMO(研究開発生産受託企業)、神戸天然物化学(神戸市、宮内仁志社長)の出雲工場(島根県出雲市)だ。同工場は低分子の医薬中間体・原薬を手がける第一工場と、電子材料を中心とした機能性有機材料を製造する第二工場で構成される。とくに医薬品分野の量産拠点である第一工場は、危険で難度の高い合成プロセスをより安全に安定的に生産・供給できる高い技術力や、顧客ニーズに柔軟な対応できる開発・生産体制を武器に順調に受託規模を拡大してきた。今後も「単なる受託生産でなく顧客と一緒になってモノづくりに取り組む」ことで製薬企業の開発・量産を支援していく方針だ。続きは本紙で

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