積水化学工業は、塩化ビニル樹脂管などの樹脂管材事業の収益力強化策を追求する。昨年には東日本積水工業の羽生事業所(埼玉県羽生市)における生産を終え、積水化学の群馬工場(群馬県伊勢崎市)に集約。これまでも西日本積水工業の岡山製造所(岡山市)で塩ビ管・継手の生産を取りやめる一方、人工木材「FFU」の加工を行うようにするなど適地生産の取り組みを進めてきた。半導体工場などに使われる超純水用や各種工場配管向けの高耐候タイプなどの高機能管材は好調で、超純水向けの要求性能をさらに引き上げたフッ素系製品を代替可能な製品開発も進めている。工場の自動化、省力化投資や、データドリブン営業なども活用することで、競争力を一層高めていく。続きは本紙で

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