積水化学工業の加藤敬太社長ら首脳陣は12日、オンライン会見を開催し、同社グループの製品・技術を通じた社会課題解決に向けた施策などについて語った。加藤社長は「社会課題解決への貢献倍増の核となるのがサステナビリティ貢献製品」と述べ、制度を充実させながら全社売上高に占める比率を高めていく考えを強調。2020年度は60%だった比率を「22年度に65%、30年度には80%まで高める」とした。とくに、バイオリファイナリー(BR)や超軽量なペロブスカイト型太陽電池、二酸化炭素(CO2)を化学原料となる一酸化炭素(CO)に還元する技術など、同社が強力に開発推進するテーマを事業化することで、収益率や課題解決力が高いプレミアム枠の比率を30年時点で3分の2以上に引き上げる方針を示した。続きは本紙で

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