第一三共は5日、2021年度からの5カ年中期経営計画を発表した。25年度の売上高目標は1兆6000億円。20年度予想から6割以上伸ばす。高成長を牽引するのは、数年前から力を注いできたADC(抗体薬物複合体)事業を柱とするがん領域。大型化を期待するADC第1号「エンハーツ」を筆頭に、5年後にはがん分野だけで売上高6000億円以上を目指す。研究開発(R&D)には5年間で計1兆5000億円、設備投資には5000億円を投じ、「がんの第一三共」を実現する事業基盤をさらに強化していく。続きは本紙で

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