米国の負極添加剤ベンチャー(VB)であるナノグラフは、シリコン系負極添加剤で電動工具などパワー用途のリチウムイオン2次電池(LiB)市場を開拓する。シリコン粒子をグラフェンで包み込む独自技術により、劣化要因となる充放電で急激に体積が変化し劣化を引き起こすシリコン系の課題を解決した。近くエネルギー密度やサイクル特性を向上した新グレードのサンプル提供も始める。同社に出資するJNCの市原工場で2021年に量産を開始し2~3年後に年産1000トン規模を目指す。続きは本紙で

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