米国食品医薬品局(FDA)のワクチンに関する諮問委員会は26日、米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンの小児適応について支持する見解をまとめた。5~11歳が対象。近くFDAが最終的な審査結果を出す。両社は各国で申請手続きを進めており、日本でも申請に向けて薬事当局と協議中という。

 小児適応の緊急使用許可(EUA)についてFDA諮問委の外部専門家が審議した結果、賛成17、反対ゼロ、棄権1で承認推奨する見解を出した。この評価をふまえ、近くFDAがEUAを判断する。来週開催の米疾病予防管理センター(CDC)の諮問委でも推奨されれば、来週中にも全米で接種が可能になる見込み。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

ライフイノベーションの最新記事もっと見る