西村康稔経済産業相は12日、本紙などのインタビューに応じ、日本の基幹産業の一つである化学産業が「持続成長とカーボンニュートラル(CN)の実現を両立していくために、(1)グリーントランスフォーメーション(GX)(2)バイオものづくり(3)デジタルトランスフォーメーション(DX)-の3つの視点から応援をしていきたい」と述べた。とくにバイオものづくりは「世界をリードできる技術だ」との認識を示し、2兆円のグリーンイノベーション(GI)基金などを活用し、強力に後押していくことを明言した。〔3面に関連記事〕

▼…自民党エネルギー・化学産業振興議連会長を務めています。日本の化学産業をどのように考えていますか。
 「議連の会長として、これまでも化学産業の皆さんといろいろと意見交換をしてきた。化学産業は日本の製造業GDPの1割を占め、従業員数では約100万人を抱える重要な産業である。その持続的な成長・発展のために、GX、バイオものづくり、DXの3つの視点から支援していきたいと考えている」

 <予算の拡充検討も>

▼…GXについては。続きは本紙で

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