経済産業省はパンデミックワクチンの開発・製造にも用いる遺伝子治療用ウイルスベクター(運び屋)の製造技術開発を強化する。現在取り組んでいるアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター以外のウイルスベクターの製造技術開発を支援するほか、有事の際に大量製造できるよう製造技術ノウハウを身につけた人材育成に乗り出す。人材育成に向けて拠点整備も視野に入れている。そのため、2022年度予算概算要求で事業予算を6億円増額し、46億円を計上した。国内でパンデミックワクチンを迅速に開発・製造できる体制を整備することで経済安全保障の強化につなげていく狙い。続きは本紙で

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