総合商社の化学品関連部門の2021年3月期決算は純利益ベースで全社が黒字を確保した。資源価格の下落やコロナ禍における需要減退の影響を受けて他のセグメントが苦戦するなか、化学品需要の底堅さを印象づけた。もっとも、いち早く経済回復した中国などに牽引されてトレーディングは回復傾向にあるが、今期は三井物産や伊藤忠商事、丸紅が減益見通しとなるなど明暗もわかれそうだ。続きは本紙で

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