エステーはコロナ禍における職場内の感染症対策意識調査を実施した。約6割が職場内でウイルスへの感染や感染対策に「不安がある」と回答。職場で何らかの感染対策を実施している人は約9割いる一方、このうち約7割が継続的にストレスを感じていることも分かった。同社は除菌・ウイルス除去効果が約1カ月間持続する業務用除菌剤「Dr.CLEAN+」などの提案活動を強化し、ニーズに対応する考え。

 今年6月、20~59歳までの有職者481人を対象にインターネットで調査を実施した。約6割が職場内での新型コロナウイルス感染や感染対策に関して、「不安がある」と回答。感染対策に不安を感じる場所の上位には「手すりやドアノブ」(40・1%)、「トイレ内の手洗い場や蛇口」(39・9%)、「食堂や共有の食事スペース」(36・4%)が挙がった。

 自身で何らかの感染対策を実施する人は約9割いるものの、このうち約7割が継続することにストレスを感じていた。職場の人が感染対策を実践していないことに不安や不満を感じるという回答も約6割あったという。コロナ禍が長引き、多くの人が「感染対策疲れ」や「周囲への不安・不満」を感じながら働いている実態が浮き彫りになった。

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