花王、廃ＰＥＴ使ったアスファルト改質剤を本格提案、舗装耐久性５倍に

　花王は、廃ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）を原料としたアスファルト改質剤「ニュートラック５０００」の本格提案を開始する。剤をアスファルトに１％添加すれば舗装耐久性が約５倍向上し、舗装からのマイクロプラスチック発生も抑制できる。ウエルシアホールディングス子会社のウエルシア薬局が運営する新店舗の駐車場に初採用された。廃ＰＥＴの高耐久舗装への展開は花王のオンリーワン技術とみられ、サステナブル経営を重視する施主や道路会社、自治体などから採用が広がりそうだ。２０２５年をめどに数千トン規模の廃ＰＥＴリサイクルを目標に、国内外で提案していく。続きは本紙で

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