花王は、印刷における二酸化炭素(CO2)排出量を従来比40%削減するトナーを開発し、デジタル印刷市場で攻勢をかける。業界の課題とされていた100度C以下の超低温定着と耐熱保存性を両立。熱に弱いポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、リサイクル樹脂フィルムへの印刷も可能だ。拡大が見込まれる、小型レーザープリンターによる印刷内製需要を掘り起こしていく。新トナーは国内外で販売し、2030年に売上高20億円を計画する。続きは本紙で

ルナトーンは熱に弱いフィルムへ印刷もできる

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