▽ 今年の事業環境をどう想定されますか。

 「新型コロナウイルスの影響で消毒液や台所用品など衛生関連品の需要は続くだろう。市場全体が落ち込んだ化粧品は当社のインバウンド比率はそこまで高くないが、コロナ禍で国内の化粧品消費が下がるなかコロナ前と同じ水準に戻ると思っていない。一方で、メイクブランド『ケイト』からはメイクに合うマスクや、敏感肌向けブランド『キュレル』のセラミドを配合した保湿スプレーなどは大きな需要を獲得している。積層型極薄膜形成技術『ファインファイバー』の広がりも期待したい」

 ▽ 今年から新中計経営計画「K25」を始動します。ケミカル事業の方向性について。続きは本紙で

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