近年、認知症の診断、治療方法の研究開発が急速に進んでいる。医療技術の進歩だけでなく、人工知能(AI)技術の革新もその背景にある。エーザイや大日本住友製薬など製薬大手をはじめ、FRONTEOやMCBI(茨城県つくば市)などのベンチャーも実用化に向けた取り組みを推し進めている。東京大学の富田泰輔教授は、「認知症は脳内に蓄積されたたんぱく質が神経細胞を傷つけることで起こる」と指摘。「現状、一度傷つけられた脳細胞を回復することはできないだけに、予防や早期発見が重要だ」と強調する。(堤洸士郎)続きは本紙で

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