自動車塗装ライン向け溶剤や関連化学品再生の国内最大手、豊田化学工業(愛知県豊田市、杉浦栄二社長)は事業基盤を拡大する。主力の自動車分野に加え、ファインケミカル・電子材料、印刷など幅広い業界から「溶剤や化学品の再生ニーズ」(杉浦社長)が増加中のため、新鋭の山口工場(山口県美祢市)で拡大投資を決定。今秋にも再生・蒸留設備の倍増体制を整える。産業界全般で二酸化炭素(CO2)排出削減の動きが本格化するなか、CO2削減に貢献する再生溶剤・化学品が改めて注目されている。同社は新たな事業機会と捉え取り組みを強化する。続きは本紙で

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