豊田合成は、主要自動車製品の領域拡大を図る。内外装部品では、LED光源と組み合わせた「発光エンブレム」の受注活動が進展する。セーフティシステム製品では、安全機能の厳格化を見据えた新規品の先行投入に加え、自動運転時の多様な乗員姿勢に対応する次世代エアバッグの開発に取り組む。機能部品では、燃料電池車(FCV)用水素タンクに加え電気自動車(EV)用バッテリーケースなど電動車品を拡充。ウェザーストリップ製品では、高級オープンカー向けなど高付加価値品を展開する。今期の研究投資額は、前年同等レベルの290億円を見込む。「領域拡大につながる技術開発を加速する」(石川卓取締役・執行役員・開発本部長)。続きは本紙で

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