自動車用電池は、世界的にEV(電気自動車)シフトが進んでおり競争が激化している。さらなる普及拡大に向けては、EVのコスト全体の30%を占める電池の低価格化が不可欠で、各社が高価なコバルト使用量削減に取り組んでいる。米GMは、LG化学と合弁で大型のLiB(リチウムイオン2次電池)工場を建設中で、コバルト使用量を70%削減し、40%低コスト化を実現した。テスラ向けのLiBを生産するパナソニックは、大型セルの開発に取り組むとともに、2~3年後をめどにコバルトフリー(使用量ゼロ)のLiBを投入する考えだ。続きは本紙で

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