酢酸のアジア市況が急騰している。主産地中国では石炭不足による電力制限を受け、江蘇省などの主要メーカーが軒並み減産。国内の誘導品向けに限られた玉が優先供給され、輸出分が激減している。10月初旬時点で1トン当たり1250~1350ドルと、春に記録した過去最高値を優に超えている。欧米でも大手の定修入りなどでアジア域内の不足分をカバーできる余裕はなく、品薄懸念によるパニック買いから一段高になるとみられている。続きは本紙で

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