【上海=但田洋平】中国の化学工業の2020年の利益総額(営業利益ベース)は4279億元(約6兆8464億円)と前年比25・4%の増益を確保した。コロナ禍で世界経済の減速にともなう市況下落に直面したが、早期の経済活動の回復、旺盛な内需に支えられ化学品の生産数量が安定した。ファインケミカルの出荷も伸びた。売上高利益率は第13次5カ年計画期間(16~20年)の平均で6・3%を確保するなど、収益力を着実に高めている。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

市況の最新記事もっと見る