2019年の国内エチレン設備の平均稼働率は、実質フル稼働の水準とされる95%を上回った。20年の状況を展望することは難しい。定修規模が前年を上回ることは稼働率を高める要因となる一方、オレフィンと誘導品市況が低迷していること、生産・出荷状況が示すように国内外の経済は勢いを欠く。生産品種の特殊化、競争力強化に取り組んできた国内石化企業の真価が問われる1年といえそうだ。続きは本紙で

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