5G(第5世代通信)の商用化を控え、放熱シートの開発が活発化している。スーパーナノデザイン(仙台市)が手掛けるのは絶縁性と熱伝導性を両立した窒化ホウ素(BN)シート。超臨界有機修飾技術によりBNとポリマーの親和性を高めており、BNを体積比で約8割と高充填できるのが特徴だ。一方、ダイセルは異方性熱伝導シートを提案。膜厚方向にフィラーの凝集部を形成し、膜厚方向の放熱性を高めた。シリコーン大手の信越化学工業、炭素繊維系を手掛けるデクセリアルズも新製品を投入し、争いが激化している。続きは本紙で

スーパーナノデザインが開発した「スーパーハイブリッドBN」

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