アジアのアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)市況は弱含み。足元1トン当たり2000ドル前後で、昨年11月後半のピークから400ドルほど下がった。5月以降の高騰が一部の需要家の買い控えを招いた。ただ、スプレッドは900ドル以上と歴史的高水準を維持する。旺盛な需要に調達難が重なり、需給はタイトだ。今後は需給が緩和する見方が出てきた。半導体不足による新車の減産が需要に影響する可能性がある。続きは本紙で

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