ADEKAは、次世代2次電池用活物質の事業化を加速する。ポリアクリロニトリル(PAN)と硫黄を反応させた活物質は、充放電サイクルの長寿命化、メンテナンスフリーを実現する特徴がある。比重が大きいことから、主に定置用の大型蓄電池への展開を想定している。昨年8月には相馬工場(福島県相馬市)にパイロットプラントを竣工し、サンプル提供を本格化。同社では導電助剤のグラフェンも開発している。相馬工場は来年度以降に計画する量産プラント構築の候補地ともなりそうだ。続きは本紙で

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