AGCの電子部材事業がコロナ禍でも好調を維持している。足元の牽引役は半導体関連製品と光学部材。なかでも半導体製造の最先端技術であるEUV(極紫外線)に対応したマスクブランクスは素材からの一貫生産を強みに拡大し、売り上げ規模は200億円に迫る勢い。CMPスラリーは高付加価値領域をターゲットに生産能力の段階的な増強を実施し、ここ5年で生産量は倍増した。光学部材は車載センサーやAR(拡張現実)・VR(仮想現実)デバイス向けの製品を準備しており、新市場の立ち上がりを捉えたい考えだ。続きは本紙で

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