日本医療研究開発機構(AMED)は、新型コロナウイルス感染症対策に関する技術開発の追加支援先として富士フイルムや東京大学、国立循環器センターなどを選定した。9月から10月にかけて行った2次公募分、3次公募分の結果で、合計16社・機関が決まった。3次公募分では研究費年2億円の支給を予定し、各社・機関のシーズ実用化を後押しする。

 2次公募の「ウイルス等感染症対策に資する医療機器・システム等の実証・改良研究支援」で10社・機関、3次公募の「早期・大量の感染症検査の実現に向けた、新しい検査手法やシステム等の確立を目的とする開発・実証研究支援」で6機関をそれぞれ選んだ。「ウイルス等感染症対策に資する医療機器・システム等の有効性等を評価する技術開発に関する取り組み支援」では採択にいたったテーマはなかった。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

ライフイノベーションの最新記事もっと見る