日本医療研究開発機構(AMED)は、新型コロナウイルスの治療薬開発支援先として、武田薬品工業や大塚製薬など25社・機関を決定した。治療薬開発では3回目の公募結果となり、企業主導型、アカデミア主導型のそれぞれで選定した。支援額は企業主導型で最大1億円、アカデミア主導型で同5000万円を予定。支援期間は、来月から2021年3月末までを見込んでいる。

 (1)治療薬開発(2)新規治療手段(モダリティ)医薬品など実用化のための評価法開発が必要な治療薬(3)治療効果向上などにかかわる技術開発-の3つの区分に基づき、支援対象を決定した。企業主導型は武田や大塚、Meiji Seika ファルマなど9件。アカデミア主導型は16件で、国立国際医療研究センターの大曲貴夫センター長を代表者とするプロジェクトなどが名を連ねている。

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