ドローン(小型無人機)と情報通信技術(ICT)を活用した新しい医療提供体制の研究が進んでいる。医師の診察から薬局の服薬指導まですべてオンラインで行い、処方された医薬品を自宅近くまでドローンで配送する試みだ。とくに医療機関・薬局へのアクセスが難しい離島・僻(へき)地への貢献度は大きく、少子高齢化が進む日本の新たな地域医療モデルになるかもしれない。2022年度にはドローン飛行の規制緩和が一段と進み、オンライン診療の完全解禁の期待も高まる。全国に先駆けてドローン活用を推進している長崎県五島市で、ANAホールディングスや武田薬品工業などが協力して「オンライン診療×ドローン配送」の実現可能性を検証した。続きは本紙で

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