三洋化成子会社のＡＰＢは、次世代２次電池である「全樹脂電池」の事業化を加速する。三洋化成の安藤孝夫社長と、ＡＰＢの堀江英明社長は４日都内で記者会見を行い、７社を引受先とする第三者割当増資で総額８０億円の資金調達を実施することを明らかにした。堀江社長は、「全樹脂電池はシンプルな構造でセルを重ねるだけで大型化できる一つの究極の電池の形。早く量産フェーズに移行し、将来最大の市場になるであろう定置用を中心に展開していきたい」と語った。続きは本紙で
握手を交わす（左から）三洋化成の安藤社長、ＡＰＢの堀江社長、世界で初めてＬｉＢを商品化した西美緒氏（三洋化成技術顧問）
