ビスフェノールA(BPA)のアジア市況は、足元1トン当たり3000ドル前後と、ピークだった3~4月並みの水準となっている。エポキシ樹脂やポリカーボネート(PC)など誘導品の減産で価格が落ち着くとみられたが、「在庫もすぐに吸収され、いぜんタイト」(商社)な状況。ただ需要の7割を占めるPCは、BPAとのスプレッドが確保できておらず、これ以上の上昇は難しそうだ。一方で2022年は多くの新増設が計画されており、下期以降は需給緩和に向かうとみられる。続きは本紙で
ベンゼン、アジア調整局面 1070ドル挟み...
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