【大連市(遼寧省)=石田亮】中国石油・化学工業連合会(CPCIF)はこのほど、大連市で「2022全国石油・化学産業経済形勢分析会」を開催した。テーマを「ポストコロナ時代の石化産業」に据えて、上期の回顧と下期の展望を語った。上期の実績が想定を超えた一方で、下期の石油・化学産業は成長が鈍化するとの見通しを示した。同会の李寿生会長は「安定成長」を最重要目標に据えた。中国の化学業界に向けた提言では、中国企業による積極的な合併・買収(M&A)を推奨した。「世界的に不況になれば、中国企業にとって海外企業の合併・再編のチャンスだ。中国の化学企業は企業のM&Aに慣れておらず、使い方を学ぶ必要があるが、今年下期から来年にかけて、M&Aを推進することで安定成長につながる」(李寿生会長)。続きは本紙で

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