可塑剤のフタル酸ジイソノニル(DINP)の需給が急激にひっ迫している。内需の2割超を占める輸入品が今年に入って著しく減少。また、原料のイソノニルアルコール(INA)が品薄であるほか、国内3社とも年央に定修を控えており、輸入品の不足を埋めるだけの余力はない。すでに多くの顧客に供給調整を実施しており、輸入品が増加しない限り当面はタイト基調を継ぐ公算が大きい。続きは本紙で

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