ENEOSは、水素キャリアとして有望視されているメチルシクロヘキサン(MCH)の直接製造法を利用し、2027年をターゲットに、水素換算で年間400トン前後の製造量を目指す。「ダイレクトMCH法」と呼ばれる独自技術を活用する。カギとなる電極面積に関しては、22年をめどに3平方メートル前後に大型化する方針。さらに、25年をめどに複数の電極を組み合わせる大型の電解槽を作る。再生可能エネルギーの価格などに応じて計画に変更が生じる可能性はあるものの、独自技術と製油所資産を活用できるMCHの開発を強力に推進する構えだ。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る