欧州連合(EU)の新たな化学品規制に欧州化学業界が危機感を募らせている。欧州化学工業連盟(CEFIC)はこのほど、「EU化学品戦略」により、域内で生産された化学品の販売額にして最大で4割、少なくとも3割が影響を受けるとの調査結果を公表した。2040年までの20年間の減少額は年平均470億ユーロ(約6兆円)と試算。導入を急げば、同810億ユーロにまで拡大する可能性があるという。影響緩和に向けマーティン・ブルーダーミュラー会長(BASF取締役会会長)は欧州委員会に対し、規制の進め方での協調を強く求めた。続きは本紙で

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