【バンコク=松井遥心】タイ化学大手のIRPCがポリマー事業の高付加価値化を進めている。同じPTTグループのインノビックと合弁で立ち上げた衛生製品向けのポリプロピレン(PP)メルトブローン不織布工場が間もなく、本格的な商業運転に入る。電池セパレーターといった先端材料分野や食品包装向けなどでも素材開発を展開しており、これまでの汎用分野向け中心の製品ポートフォリオからの転換が進む。より収益性の高い製品群とし、2025年にはポリマー製品の売り上げの52%を特殊品とする青写真を描く。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

 

エネルギー・素材の最新記事もっと見る