【バンコク=松井遥心】国営石油企業PTT傘下のIRPCは、石油精製事業で環境対応の大型投資に乗り出す。新たな排気ガス規制基準「ユーロ5」に対応した低硫黄軽油の生産設備導入に向けた工事を来年1月に開始する。タイではユーロ5対応燃料への切り替え開始が2024年に予定されており、自動車向けを中心に低硫黄軽油は需要拡大が見込まれる。同年1月に商業生産を開始する計画で、従来の高硫黄軽油に比べ、月900万ドル(約10億円)の利益改善を見込んでいる。続きは本紙で

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