日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、26日開催の定時総会で清水隆史会長(TOYO TIRE社長)の後任にブリヂストンの東正浩代表執行役副会長(7月に代表執行役GlobalCOO就任)を、副会長に横浜ゴムの山石昌孝社長を選任した。いずれも任期は2年。定時総会は新型コロナウイルス感染症対策のため、書面により執り行われた。

 東会長は就任あいさつ文で「ポストコロナでは社会生活の在り方が大きな転換機を迎えることは間違いないだろう。そのようななかでモビリティ、その主役である自動車の進化は交通事故、交通渋滞や排ガスなどの社会問題の解決をより一層目指すものになるだろう」と展望したうえで「個々の企業の枠を越えた産業団体として安全と環境を基軸に、市場や社会の変化に柔軟かつ積極果敢に対応する組織運営を図っていきたい」と決意を表明した。

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

業界情報の最新記事もっと見る