日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、このほど開催した定時総会で新会長に山石昌孝横浜ゴム社長、副会長に山本悟住友ゴム工業社長を選任した。任期は2年。総会後のオンライン会見で山石新会長は「変わる世にあって変わらないわれわれの目標である安全と環境。この実現に向けてJATMAとしての活動を実施していく」と述べ、「会長として与えられた職責を全うすべく全力を尽くす」との決意を語った。

 山石新会長は、自動車タイヤの安全について「タイヤにかかわる国連規則の規定は今後も強化される方向で議論が続く」との認識を示し、「こうした国際的な議論に参画し、われわれの意見を反映させるべく取り組んでいく」考えを示した。また、環境に関しては2050年カーボンニュートラル実現という政府目標のもと、「自動車タイヤ製造事業として(改訂発行された)タイヤのライフサイクルCO2算定ガイドラインを活用し、その達成に向け最大限の努力をしていきたい」と述べた。

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