宇宙航空機研究開発機構(JAXA)は、新たにエポキシ系接着剤の接着力を測る新手法を開発した。接着力の元となる共有結合が塩汚染で低下することを確認。走査型電気化学顕微鏡(SECM)による定量評価や、蛍光染色による可視化手法などを開発した。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)接着などの定量的評価につながる。今後、接着剤などを手がける化学企業や組立・製造業など連携先を探索、製造工程検査への導入や汚染可視化キット開発を目指す。接着剤利用時の指針策定や国際標準規格化なども進める。続きは本紙で

接着力低下を引き起こす塩汚染の可視化などを実現

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る