Meiji Seika ファルマは10日、国内で製造したアストラゼネカ(AZ)の新型コロナウイルスワクチンの配送を始めたと発表した。AZとの契約に基づき、KMバイオロジクス、第一三共バイオテック、ニプロの3社が製造したワクチンを全国の医薬品卸まで届ける。併せて、Meijiは、同ワクチンの安全性情報の収集業務も担当する。

 今年2月、MeijiはAZと契約し、国内での同社ワクチンの保管・配送を行うこととなった。2~8度Cという通常の冷蔵温度で保管・管理できるため、Meijiが持つワクチン流通・供給枠組みをそのまま使うことができる。今回、取り扱う本数に関しては非公表としている。

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