エンプラ単体でノイズ電磁波をシャットダウン-。三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)は、電磁波を吸収するポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂を開発した。独自の材料組成と分散技術などを駆使することで、電磁波吸収性能を従来品の約20%から最大で78%にまで高めることに成功した。金属による電磁波シールド対策が不要となるため、車両の軽量化やトータルコストの削減効果にも期待が寄せられる。電気自動車(EV)の普及にともない、その対策に注目が集まる電磁波問題。PBT単体で同対策が可能な材料特性を訴求する。先進運転支援システム(ADAS)向けなどの主力品として提案活動を強化する考えだ。続きは本紙で

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